手押し相撲、尻相撲、引き相撲など、いろいろな種類の相撲遊びやゲームを集めました。イラスト付きでルールと遊び方を説明しています。
幼児や小学生の子どもが体を使って遊ぶ運動遊びです。すもう遊びは自分の姿勢を保ちながら、相手の体を押したり、引いたりする力を使います。体のバランスをとったり、相手との駆け引きも必要な遊びです。
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相撲 すもう
相撲 すもう 相手と組み合って倒したり、土俵から押し出す遊びです。すもう、力比べ。
地面に丸い土俵を書きます。
土俵の中に入り、向き合って地面にこぶしをつけます。
行司の合図とともに体をつけて組み合います。
相手を押したり、投げたりします。
相手のバランスを崩して倒したり、土俵の外に押し出した人の勝ちです。
相撲遊びは、この他にもいろいろな種類の遊び方があります。
手押し相撲 ておしずもう
手押し相撲 ておしずもう 立ったまま手の平を押し合って、相手の体勢を崩す遊びです。ておしずもう、バランス崩し、手合わせ相撲。
二人で向き合って、足を揃えて立ちます。
行司の合図で相撲を始めます。
お互い手の平を押して、相手の体のバランスを崩します。
体を触ってはいけません。
足が動いたり、離れたら負けです。
押すと見せかけて、手を引いて、すかすのも有効な手です。
コツとポイント
対格差や強さに差があるときには、「片足立ち」のハンデキャップをつけて遊んでもいいです。
尻相撲 しりずもう
尻相撲 しりずもう 背中を合わせて立ちます。お尻とお尻をぶつけ合い、足が動いてしまった方が負けになる相撲です。しりずもう、ドンケツ。
背中を合わせて立ちます。
行司の合図とともに勢いよくお尻をぶつけ合います。
足の位置が動いた方が負けです。
お尻をぶつけると見せかけて、引いてかわすのも有効な手です。
引き相撲 ひきずもう
引き相撲 ひきずもう 右手を組み靴と靴を合わせます。自分の体の方へ相手を引っ張ったり、わざと力を抜いたりして、相手のバランスをくずす遊びです。引っ張り相撲。
右手と右手を腕相撲のように組みます。
右足と右足の側面を合わせます。
行司の合図で相撲を始めます。
相手を引っ張ったり、わざと力を抜いたりして、相手のバランスをくずします。
先に左足が動いてしまった子の負けです。
バランス崩しゲーム
バランス崩しゲーム 引き相撲を3人以上で遊ぶことも出来ます。輪になって手を繋ぎ足が動いた子は輪から抜けていきます。
足相撲 あしずもう
足相撲 あしずもう 体育座りをして片足の膝を両手でかかえます。しゃくとり虫のように足とお尻をずらして、相手に近づきます。空いている方の足を使って、相手の足を引っ掛けてバランスを崩す遊びです。
体育座りをして片足の膝を両手でかかえます。
向かい合います。
行司の合図で相撲を始めます。
しゃくとり虫のように足とお尻をずらして、相手に近づきます。
空いている方の足を使って、相手の足を引っ掛けて倒します。
バランスを崩して、倒れた人の負けです。
手を使ったり、足で相手を蹴ってはいけません。
3人以上で遊んでみてもいいです。
ケンケン相撲
ケンケン相撲 片足を上げたままケンケンで相撲をして遊びます。片足相撲(かたあしすもう)、押し相撲(おしずもう)。
円を描いて、土俵を作ります。
土俵の中で、片足を上げて向き合います。
行司の合図とともに、組んだり、押したり、引いたりしながら相手のバランスをくずします。
土俵の中はケンケンで移動をしてもいいです。
土俵から出てしまったり、上げている足が地面に着いた人が負けです。
両手を胸の前で組んで、手を使わずに体だけでぶつかり合って遊んでみてもいいです。
複数人で同時に土俵に入り、一人が勝ち残るまで遊んでみてもいいです(バトルロワイヤル)。
片足相撲 かたあしずもう
片足相撲 かたあしずもう 足が届く距離に向かい合い片足を上げます。行司の合図とともに、上げた片足を使って相手のバランスを崩す遊びです。足相撲(あしずもう)、足掛け相撲、ヤジロベー。
足が届く距離に向かい合います。
腕を組みます。
片足を上げます。
行司の合図とともに、上げた片足を使ってすもうをします。
片足を引っ掛けたり、足で押したり、足を絡めたり、スカしたりして相手のバランスをくずします。
付いている足が動いたり、上げた足が下に付いたら負けです。
手を使ったり、足で相手をけったり、体をけるのは反則負けです。
しゃがみ相撲
しゃがみ相撲 しゃがんだまま相手の手の平を押し合って相撲をします。足が動いた子が負けになります。座り相撲(すわりすもう)。
しゃがんで向き合います。
手の平を前に出します。
行司の合図で相撲を始めます。
相手の手の平を押し合って相撲をします。
手の平以外は押してはいけません。
足が動いたり、お尻をついたり、手をついた人の負けです。
後ろに倒れてもいいようにマットの上で遊ぶといいです。
座り相撲 すわりずもう
座り相撲 すわりずもう 体育座りで組み合って、相手の体勢を崩す遊びです。上半身だけで相手のバランスを崩します。しゃがみ相撲。
相手と向き合って体育座りします。
行司の合図で相撲を始めます。
相手と組みあって上半身だけで相手のバランスを崩します。
相手のお尻を浮かせたり、相手の体を倒した人の勝ちです。
倒れた時に痛くないようにマットを引いて遊ぶといいです。
お尻をずらしながら、移動しても良いというルールで遊んでみてもいいです。
座布団相撲 ざぶとんずもう
座布団に座ったまま押し合って相手の体勢を崩す遊びです。
座布団を二枚用意します。
座布団をくっ付けるように敷きます。
その上に向かい合って正座で座ります。
行司の合図とともに相撲を始めます。
手の平で相手を押します。
相手を座布団から落としたら勝ちです。
倒れた時にケガをしないように、周りを片付けてから遊びましょう。
腕相撲 うでずもう
腕相撲 うでずもう テーブルに肘を立てて相手と手を組みます。組んだ相手の手を倒して力くらべをする遊びです。うでずもう、アームレスリング。
相手と向かい合いあって手の平を組みます。
手の平を組んだまま机の上でひじを立てます。
行司の合図とともに力を入れて、相手の腕を倒します。
相手の手の甲を、先に机に付けた方の勝ちです。
指相撲 ゆびずもう
指相撲 ゆびずもう 相手の親指を自分の親指で押さえて10まで数える遊びです。ゆびずもう、サム・レスリング。
お互い向き合って、親指以外の4本の指を組み合います。
行司の合図で指相撲を始めます。
親指を使って相手の親指を押さえ込みます。
抑え込んだら「10」まで数えます。
10まで数えることが出来たら勝ちです。
押さえ込まれた人は「10」まで数え終わる前に指を抜くようにします。
親指以外の指を使って、押さえ込むのは反則です。
押さえ込まれたときに、小指を出して「ロープ」と言うことにより、カウントを中断できるルールもあります。
ロープはプロレスのルールからきています。
地域によっては10まで数えるところを、早口で「ちゅうちゅうタコかいな」と言うこともあります。
オオバコ相撲
オオバコ相撲 おおばこずもう オオバコを使った草花遊びです。茎を絡めて引っ張り合い、茎が切れた人が負けになります。
紙相撲
紙相撲 かみずもう 厚紙で作った力士を空き箱の土俵の上に立たせます。指先で箱を叩いた振動で相撲をとります。
ジャンケンバトル
じゃんけんバトル ジャンケンと手押し相撲が合わさった遊びです。ジャンケンしながら進み、相手のチームの大将を負かしたら勝ちです。
腕相撲マシーン
腕相撲マシーンゲーム 腕相撲マシーンとは言っていますが、中に入っている人が腕を出して腕相撲マシーンになっているゲームです。
関連ページ
ダウンロード資料
「すもうあそび」のルールをイラスト付きでまとめたものです。イラストをプリントアウトして、児童館、学童、幼稚園、保育園、学校などに貼って遊びを広げて下さい。
2010年03月21日(日) に行われたあそびの講習会」向けに作った資料です。画像をクリックすると大きなGIF画像が現れます。
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