ドッジボールの基本的なルールと、サブルールを加えたアメリカンドッジやハンドドッジ。ちょっと変わったルールの王様ドッジなど、いろいろなドッジボールのルールと遊び方をまとめました。
ドッジボールとは?
相手チームの子の体にボールを当てたり、飛んできたボールをよけてかわしたりするゲームです。小学校の体育の時間や休み時間に遊びます。ドッヂボール、ドッチボール、スーパードッジボール、闘球。
ドッジボールの遊び方
大きいボールを用意します。
地面に10m×20mぐらいの長方形のコートを描きます。
真ん中に線を引いて2面に分けます。
グーパーなどで2チームに分かれます。
自分達のチームのコート(内野)に入ります。
何人かは「外野」として相手のコートの外側に立ちます。
ジャンケンをして勝ったチームがボールを持ってゲームをスタートします。
ゲームスタート。
自分のチームのコートの中から、相手チームの子を狙ってボールを投げます。
線を越えてボールを投げてはいけません。
相手チームの子はボールをよけたり、取ったりします。
内野から外野へ、外野から内野へパスをして、相手チームの子を狙っても良いです。
内野同士のパスは出来ません。
ボールが手、足、体に当たり、そのボールが地面に付いた場合はアウトとなります。
アウトになった子は外野に出ます。
始めから外野にいた子が、内野の子を当てた場合は、一度だけ内野へ戻ることができます。
当てられて外野に出た子は、内野へ戻ることは出来ません。(※内野に戻れる「復活あり」というルールもあります。)
飛んできたボールを取った場合はセーフです。
そのまま攻撃に転じます。
仲間の体に当てられたボールをノーバウンド(ノーバン)で仲間が取った場合もセーフです。
相手チームの子がとった場合もセーフです。
投げられたボールがワンバウンド(ワンバン)して体に当たった場合もセーフです。
投げられたボールが顔や頭に当たった場合もセーフです(顔面セーフ)。
危険なので故意に顔面を狙ってはいけません。
相手のチームの内野を、先に全員アウトにしたチームが勝ちです。
サブルール
復活あり・・・外野が内野の子にボールを当てた場合、内野に戻ることができるルールです。
パスなし・・・パスを自由にしておくと、上手い子にボールが集中してしまいます。みんなで楽しめるように内外野のパスもなしにするルールです。
アメリカンドッジ
ボールを当てられた子は、相手チームに加わるルールのドッジボールです。
基本的なルールはドッジボールと同じです。
各チーム共に、外野へ子を置きません。
ボールを当てられ、アウトになった子は、相手のチームに入り戦います。
当てれば当てるほど仲間が増えます。
どちらかのチームが全滅したら終わりです。
このアメリカンドッジのルールは、日本の子どもたちによって伝えられたルールです。
アメリカの「アメリカンドッジボール」とはルールが違います。
王様ドッジ
相手チームの王様にボールを当てたら、その時点でゲーム終了。
勝ちになるドッジボールです。
基本的なルールはドッジボールと同じです。
各チームで作戦会議をして、王様(王女様)を一人決めます。
王様は誰か宣言します。
他の子は家来になります。
王様にボールが当たってアウトになれば、内野に他のメンバーが残っていても負けになります。
家来が協力して、みんなで王様を守るなどの作戦が生まれます。
形勢が不利でも王様に当てることで、逆転することが出来ます。
コツとポイント
人数が多い時は、始めから王様の人数を増やして遊んでもいいです。
王様役は、ドッジボールが上手い子がやるよりも、逃げるのが上手い子がやる方が長続きするようです。
隠し王様ドッジ
チーム内の隠れた王様にボールが当たったら即負けになるドッジボールです。各チームで王様(王女様)を一人決め、相手のチームにバレないように、審判にそっと伝えます。かくしおうさまどっじ、隠し王様ドッチ。
各チームで作戦会議をして王様を1人決めます。
王様(王女様)を一人決めたら、相手のチームに分からないように、そっと審判に伝えます。
ゲームスタート。
基本的なルールはドッジボールと同じです。
王様にボールが当たり、アウトになったチームはその時点で負けになります。
人数が減ってきたり、相手の動きで、だんだん王様が分かってくることがあります。
審判がいない場合は、見えない地面などに王様の名前を書いておき、王様がアウトになったら正直に申告します。
ダブルドッジ
ボールを2つ使って遊ぶドッジボールの遊び方です。ダブルドッチ、ニコタマ。
基本的なルールはドッジボールと同じです。
ボールを2個使ってドッジボールを遊びます。
思わぬ所からボールが飛んで来るので、スリルと運動量が倍増します。
持っているボールで、飛んできたボールを弾いた場合はセーフです。
コツとポイント
3個の玉を使った「トリプルドッジ」で遊んでもいいです。
ハンドドッジ
手のひらにボールが当たってもセーフになるというルールのドッジボールです。ハンドセーフドッジ、手のひらドッジ。
基本的なルールはドッジボールと同じです。
相手チームの子が投げたボールを、「手のひら」や「グー」で受けた場合、ボールが地面に落ちてもセーフになります。
腕に当たって落ちた場合はアウトです。
ヘディングで受けてもセーフになります。
足や体や腕にボールが当たった後に、地面に落ちた場合はアウトになります。
中当て
ドッジボール用のコートを半面だけ使います。外野の子は内野の子を狙ってボールを当てます。最後まで残った子が優勝です。
ドッジボール用のコートの半面だけを使います。
外野と内野に別れます。
ボールを投げて攻撃できるのは外野のみです。
外野の子はボールを当てるか、パスを繰り返しながら、内野の子を狙います。
内野の子はボールをよけたり、取ったりすることが出来ます。
内野の子がボールを取った場合は、ボールを遠くへ投げます。
ボールを当てられた子はアウト。外野へ出ます。
最後まで残った一人が勝ちです。
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