おちゃらかほい、あっち向いてホイ、じゃんけんポイポイなど、じゃんけんの後にアクションをしたり、手遊びをしたり、頭を使って考えることで勝敗が決まるじゃんけんを集めました。
じゃんけんの基本ルールもご覧ください。
おちゃらかホイッ
おちゃらかホイッ 歌とジャンケンを合わせた遊びです。勝ち負けを争うのではなく、テンポ良く続けるのを楽しみます。せっせっせ。
2人で遊びます。
相手と向かい合って、両手をつなぎます。
「せっせっせーの…」と歌いながら手を上下に動かします。
「よいよいよい…」と歌いながら、つないだ手をクロスさせて上下に動かします。
「おちゃらか、おちゃらか…」と歌います。
それぞれ左手の手の平を前に出します。
右手で自分の手の平と、相手の手の平を交互に叩きます。
「おちゃらかホイッ!」と言ってジャンケンの手をします。
じゃんけんに勝った子は「おちゃらか勝ったよ~」と歌いながら両手を上へ上げます。
じゃんけんに負けた子は「おちゃらか負けたよ~」と歌いながら泣きまねをします。
続けて「おちゃらかホイッ!」と言って、ジャンケンします。
じゃんけんが、あいこだった場合は、「おちゃらかあいこで~」と歌いながら両手を腰に当てます。
じゃんけんとポーズを繰り返し、どちらかがポーズやアクションを間違えるか、飽きるまで遊び続けます。
ジャンケンポイポイ
ジャンケンポイポイ 右手と左手で違う手を出して、負けそうな手を引き、勝ちそうな手を残す遊びです。じゃんけんホイホイ、ビームフラッシュ、ビームシュワッチ。
向かい合います。
「じゃんけん~♪」という掛け声で手を出す準備をします。
「ポイポイ」と言いながら、両手をクロスするようにして、それぞれの手でグーチョキパーのどれかを出します。
「どっち引くの?」と言いながら、どちらの手を引けばじゃんけんに勝てるか考えます。
「こっち引くの」言いながら、片方の手だけ引きます。
それぞれ残った手で勝敗を決めます。
あいこだったら始めに戻ります。
じゃんけんの後にポーズをとる遊び方もあります。
ジャンケンに勝った子は「ビームフラッシュ」と言いながら、ポーズを決めます。
相手の子が同じポーズをしたら勝ちです。
決めポーズは、
ウルトラマンの「スペシウム光線」、
ウルトラセブンの「エメリウム光線」
ウルトラマンエースの「メタリウム光線」などがあります。
コツとポイント
「ポイポイ」の後に「どっち変えて」と言って、片方の手のグーチョキパーを変える遊び方もあります。
「どっち引くの」ではなく「どっち隠す」と歌う場合もあります。
負けた人に勝った人が「あんたばかね~♪」と歌うこともあります。
他のウルトラ兄弟の必殺技の場合もあります。
あっち向いてホイッ
あっち向いてホイッ 「あっち向いてホイッ」と言った後に向けた指先と、同じ向きに顔を向けたら負けになるジャンケン遊びです。あっちむいてほい、こっち向いてホイ。
相手と向かい合います。
「ジャンケン、ポイ!」と言ってジャンケンの手を出します。
じゃんけに勝った子は発言権があります。
「あっち向いて・・・」と言いながら相手の顔に向けて指を差します。
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「ホイ」と言うのと同時に、上下左右のどこかに指を差します。
じゃんけんに負けた子は、上下左右のどこかに顔を向けます。
指をさした方向と、顔を向けた方向が同じ場合は、顔を動かした子の負けになります。
指をさした方向と、顔を向けた方向が違った場合は引き分けです。
ジャンケンを繰り返して、もう一度遊びます。
あっち向いてホイの必勝法
あっち向いてホイに負けにくい必勝法があります。
「あっち向いて・・・」と差している手の甲が上を向いている場合は、差す指は上下が多く。
手の甲が横を向いている場合は、左右が多いそうです。
たし算じゃんけん
たし算じゃんけん じゃんけんで出した指の数を全部足します。足した数の合計を早く言った人が勝ちになるじゃんけんです。
相手と向かい合います。
「たしざんじゃんけん、じゃんけんポン!」と言って、じゃんけんの手を出します。
2人が出した手の指の数を数えます。
足した指の数を早く言った子の勝ちです。
合計が間違っていた場合は、勝ちにはなりません。
グーは0、指1本は1、チョキは2、指3本は3、指4本は、パーは5です。
3人以上で遊んでみてもいいです。
人数が増えるほど、難しくなります。
同じ手を続けて出していると、勝ちやすいので、同じ手を続けて出してはいけないというルールにしてもいいです。
「リーダー対個人」で勝負してみてもいいです。
リーダーの出した手と自分の手を足して、それぞれ答えます。勝ち負けはありません。
両手たし算じゃんけん
「両手たし算じゃんけん」を遊んでみてもいいです。
足し算じゃんけんと同じように遊びます。
両手を出して、相手と自分が出した指の数を合計します。
足した指の数を早く言った子の勝ちです。
かけ算じゃん
「かけ算じゃんけん」をして遊んでみてもいいです。
相手が出した指と自分が出した指の数をかけ算します。
かけた指の数を早く言った子の勝ちです。
かけ算じゃんけんでは、グーは使いません。グーが出た時の答えはすべて0になってしまうからです。
ミッキミッキクーロ
ミッキミッキクーロ 発言者に釣られて、同じ指を出すと負けになるジャンケンじゃんけんです。
この遊びは掲示板にて斎藤賢一さんに教えてもらった遊びです。
これは、じゃんけん遊びの一種です。
ミッキはチョキ(はさみ)、
クロはグー(石)、
ベッテがパー(紙)です。
2人が腕組をして、向き合って立ちます。
じゃんけんをします。
勝った方が、いま出している指から(たとえばミッキでしたら)
「ミッキ、ミッキ、ベッテ」あるいは
「ミッキ、ミッキ、クーロ」
「ミッキ、ミッキ、ミッキ」と大声で言って「ベッテ」あるいは「クロ」「ミッキ」を出します。
その時、相手もじゃんけんの乗りで出しますが、釣られて、言われた「ベッテ」や「クロ」を出すと負けになります。
勝った場合、同じ子が発言を続けます。
テンポよく繰り返します。
もし、釣られないで、「クロ」に対して「ベッテ」を出せば勝ちになります。
発言権が移って続いて「ベッテ、ベッテ、ミッキ」または「ベッテ、ベッテ、クーロ」「ベッテ、ベッテ、ベッテ」と声を出して、その指を出します。
勝負は、釣られて「言われた指を出す」と負けになるのです。
作家の吉村昭さんの生まれ育った、東京の下町あたりの、戦争中の子供たちがやった遊びです。
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