フラフープの基本的な回し方と、フラフープを使った運動遊びを紹介します。
フラフープの回し方
フラフープとは直径1mほどのプラスチックの輪です。腰の辺りで回して遊びます。
足を肩幅に開きます。
フラフープを背中の腰の辺りに付けます。
右足を半歩前に出します。
膝を軽く曲げます。
腰を捻らずに輪を左に引きます。
フラフープを手の平で押し出すようにして右に回し、手から離します。
フラフープの動きに合わせて腰を前後に動かして回します。
フラフープを回すコツ
・腰はグルグルと回さない。
・上半身は動かさず、腹筋と背筋を前後に動かす。
・猫背にならないように背筋をまっすぐと伸ばす。
・フラフープを左回転で回す人は、左足を半歩前に出す。
・フラフープを回すスピードは速くても遅くてもダメ。フラフープが落ちない適度にリズムよく回します。
フラフープを転がし
フラフープを転がして遊びます。
フラフープを縦にします。
二人組みになって転がしたフラフープをキャッチして遊びます。
相手に向かってフラフープを投げて、ワンバウンドやツーバウンドさせてからキャッチする遊び方もあります。
一人でフラフープを転がしながら遠くまで走ったり、チーム対抗で「フラフープ転がしリレー」をして遊んだりも出来ます。
フラフープバックスピン
投げたフラフープにバックスピンをかけて手元に戻す遊びです。
フラフープを縦にします。
フラフープに回転が付くように意識しながら下投げをします。
飛んだフラフープは何回か弾んだ後に、逆回転をしながら自分の所に戻ってきます。
戻って来たフラフープを飛び越えて遊んでも楽しいです。
お友達に「フラフープを転がすから取ってね!」と言って、転がしたフラフープを相手が取ろうとしたら、戻ってしまうというイタズラも出来ます。
フラフープバックスピンの事を「犬の散歩」とも言います。
フラフープの輪の中の通り抜け
転がるフラフープの輪の中を潜り抜ける遊びです。
フラフープを縦にして転がしてもらいます。
転がっているフラフープに触れないようにして、輪の中を通り抜けます。
転がっているフラフープを1人で何回潜れるかに挑戦したり、お友達と一緒に何人の人が連続で通り抜けられるかを競う「フラフープ連続くぐり」に挑戦してみても楽しいです。
フラフープの輪の縄跳び
フラフープを縄跳びのように使って遊びます。
フラフープを両手で持ちます。
縄跳びのように回して飛びます。
前回り、後ろ周り、駆け足飛びなどをして遊びます。
二重飛びもできるかな。
フラフープを手で回す
フラフープは腰以外にも手を使って回す事が出来ます。
手で回すのは簡単に出来ます。
途中で空中に投げてキャッチしても楽しいです。
フラフープを首で回す
フラフープを首で回すことも出来ます。
首を痛めないように注意して下さい。
腰で回すのが上手くなってくると、胸の位置で回したり、お尻で回したり、膝で回すことも出来ます。
たくさんのフラフープを回す
一度に複数個のフラフープを回します。
何本まで回せるか、お友達と競ってもいいです。
フラフープケンケンパ
フラフープを使って地面に置いて「ケンケンパ」をして遊びます。
フラフープの輪の中に足が入るように、ジャンプをして進みます。
輪が一つの時は「ケン」で片足。
輪が二つある時は「パ」で両足で入ります。
運動会の「障害物競争」や幼稚園や保育園の「サーキット遊び」の一つとしても遊べます。
幼児用の小さいフラフープも販売しています。
幼児が遊ぶ場合は小さい輪を使った方が飛びやすいです。
フラフープで電車ごっこの遊び方
フラフープの輪の中に入って電車ごっこをして遊びます。
フラフープを電車に見立てて、輪の中に入って電車ごっこをして遊びます。
「シュッシュッ、ポッポー」や「ガタンゴトン、ガタンゴトン」と言いながら走ります。
お客さんを乗せてゆっくりと歩きながら進みます。
駅に付いたら輪を下げて、お客さんを乗せたり降ろしたりします。
小さな子どもでも楽しめます。
複数のフラフープをヒモで繋いで、長い電車にしてもいいです。
親子でフラフープに入って、幼稚園や保育園の親子競技としても遊べます。
フラフープ回し競争
フラフープを一番長く回し続けた子が優勝です。
腰でフラフープを回します。
フラフープを落とさずに、長く回し続ける事が出来るかを競う遊びです。
実際にこの遊びをストップウォッチで時間を計りながらこの競争をしたところ、一時間近く回す小学生が何人も出てしまい、途中で競争を止めたことがありました(その時点で回していた子は全員優勝)。
フラフープを回すの上手い子は、いつまでも回し続けることが出来ます。
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