通りゃんせの歌いながらぐるぐるとまわります。歌が終わった時に、両手をつないで作った輪の中に、子を捕まえる遊びです。とおりゃんせ、わらべ唄、童謡。
とおりゃんせの遊び方
関所役の「親」を2人決めます。
他の人は「子」になります。
親は両手を繋ぎ、橋の形の関所を作ります。
子が橋の下を通り抜けられるように、両手を高く上げます。
子は列になって手を繋ぎます。
大人数なら、先頭の子と最後尾の子が手をつないで輪になります。
ゲームスタート
通りゃんせの歌を歌いながら、関所をくぐって通り抜けます。
※通りゃんせの歌詞は、このページの下の方にあります。
子は列になって時計回りに回ります。
歌が終わるまで何度も関所を通り抜けます。
歌が終わるのと同時に、親の2人は両手を下ろします。
両手の輪の中に子を捕まえます。
親と子を交代して同じように遊びます。
コツとポイント
捕まった子は、親の腕の中で「地獄、極楽、閻魔様は怖い!」と揺さぶられ、「針の山へ飛んで行け~」と言われ、飛ばされる遊び方もあります。
通りゃんせの歌詞
親 子「通りゃんせ通りゃんせ」
子「ここはどこの細道じゃ」
親「天神さまの細道じゃ」
子「ちょっと通してくりゃしゃんせ」
親「ご用のないもの通しゃせぬ
子「この子の七つのお祝いに
お礼を納めに参ります」
親「行きはよいよい帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ通りゃんせ」
通りゃんせ発祥の地
埼玉県川越市の三芳野神社が、通りゃんせ発祥の地とされています。
境内には石碑が建っています。
昔、川越城の中にあった三芳野神社にお参りに行った帰りには、お城の機密情報が漏れないよう、関所では厳重なチェックが行われたと言います。
通りゃんせは、そのような様子を歌った歌と言われています。
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コメント
通りゃんせ三芳野神社発祥説は、典型的な俗説ですよ。