公園の木の根元やベンチの下に手作りした宝物を隠して、みんなで探す遊びです。室内でも宝探しをすることも出来ます。宝物の作り方や宝のデザインも紹介しています。
いろいろなデザインの宝を作ります。
用意するもの
工作用紙(厚紙)、油性マジック、色鉛筆、ハサミ、絵の具、丸い物、ラップの芯を用意します。
宝の作り方
厚紙に丸い物をなぞってコインを作ります。
水彩絵の具とサランラップの芯を使って、スタンプを押しても良いです。
線に沿ってハサミで切ります。
厚紙の表面に絵を描きます。
濡れても良いように油性ペンで絵を描いてみました。
色鉛筆で色を塗ります。
動物の絵を描きましたが、絵は何でも良いです。
見つけたコインは回収せずに、子どもにあげちゃいます。
貰って嬉しくなるようなものを作ると良いです。
裏面には得点を描きます。
得点は1点から10点の範囲で作ってみました。
宝探しの遊び方
あらかじめスタッフが宝を隠しておきます。
子ども達を集めてルールを説明します。
ゲームスタート
子ども達は公園内に隠されたコインを探して集めます。
制限時間(3分間ぐらい)になったらゲーム終了。
見つけた宝の裏面の得点を合計します。
得点が多い人から順に好きなお菓子を選びます。
(賞品はあげなくても良いです。賞品をもらうのが目的となり、宝探しはその手段になってしまいます。)
コツとポイント
コインの大きさは違う物があっても良いです。小さい物は高得点。見つけやすい大きな物は低い得点にすると良いです。
コインの形は丸で無くても、四角でも、六角形でも、星でも良いです。
宝探しをやってみて気づいたこと
参加者は未就学児から小学3年生ぐらいまでの15人程。バーベキューのお楽しみイベントとして行いました。
宝のコインが小さかった
未就学児が参加の場合は、小さな宝を見つけられない。宝の横を気付かず素通り。大きめの宝を作っておく。ヨーグルトやプリンのフタぐらいの大きさで良いかも。
宝を隠す範囲を狭めておく
範囲が広すぎると宝が見つからない。宝を隠していない範囲まで一所懸命探してしまう。宝の隠してある範囲を明確にしておくと良いです。
宝を隠している所を見つかってしまった
スタッフが宝を隠している時に「何してるの?」と子どもに見つかり後からついて来る子ども。結果、その子は宝を多く見つけた。
参加者の大人に宝を渡しておく
宝を一つも見付けられない、小さな子どもさんの前に、さりげなく宝を落とす。ココ、ココとアピール。
宝のある場所のヒントを出す
ヒントが出せるように予め目印になるような場所に宝を隠しておく。木の根元とか水筒の下とかフェンスの下とか。
大人の手の中に宝を隠す
宝はフィールド以外の意外な場所にも隠されている。例えば大人の手の中やポケットの中。ヒントで「手の中にあるかも?」と伝える。大人との交流が生まれる。
遊びのアレンジ
宝探し終了後。子ども達からの提案で、もう一回宝探しをやりたいということになりました。余ったお菓子(うまい棒)を使っての「お菓子を隠しての宝探し」を遊びました。
さらにもう一回やりたいとなり。今度は宝を作る段階から始めました。周りの大人にメモ用紙とサインペンを借りて点数を書き。ハサミで六角形に切って「あーしたらこーしたら」と宝探しのルール決め。子ども達で宝を隠し、子ども達で宝を探す。
さらにさらに第三回目の宝探しについては、大人は口を出さずに見ているだけ。仕切り屋さんの子が中心になって、子ども達だけで遊びを展開していました。
ルールが曖昧なので「あーだこーだ」なるけど、その度に新しいルールが生まれて、見ていて楽しかった。
「宝探し」という遊びが広まっていきそう。
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