前の人が言った単語の、最後の文字から始まる単語を言って、言葉を繋げていく遊びです。しりとりの基本ルールと、いろいろな種類のしりとり遊びを集めました。
しりとりの遊び方
2人以上の人数で遊びます。
じゃんけんなどで、初めの人を決めます。
初めの人は、好きな単語を一つ言います。
次の人は、前の人が言った単語の最後の文字から始まる単語を言います。
その次の人も同じように、前の人が言った単語の最後の文字から始まる単語を言います。
時計回りで順番に答えていきます。
これを繰り返して、言葉尻を繋げて遊びます。
【例】りんご→ゴリラ→ラッパ→パンダ→ダイヤモンド→ドーナッツ・・・。
しりとりの負けの条件
・言葉の最後に、「ん」が付く単語を言った人は負けです。
「キリン」「ラーメン」「ごはん」など、「ん」の文字で終わると、次の人がしりとりを続けることが出来ません。
・一度出た単語を、もう一度言った人も負けです。
しりとりのサブルール
語尾に音を伸ばす音の棒(「ー」)がついた時は、地域や人によって遊び方が違います。
・次の人は棒の前の文字から始まる単語を言う場合。
【例】「ルビー」だったら「び」から始まる「びっくり箱」「ビニール傘」。
・次の人は棒の前の文字と伸ばす棒から始まる単語を言う場合。
【例】「ルビー」だったら「びー」から始まる「ビール」「ビー玉」。
・次の人は音を伸ばした時の母音から始まる単語を言う場合。
【例】「ルビー」だったら「るびぃ」なので「イカ」「イナズマ」。
単語の最後の文字に濁点や半濁点(「 ゛」や「 ゜」)がついたとき、次の人は濁点をつけた単語を言う場合と、濁点を付けても付けなくてもいい場合があります。
・濁点 半濁点をつける場合。
【例】「パンダ」だったら次の人は「ダイヤモンド」「ダンゴムシ」などと答える。
・濁点 半濁点を付けても付けなくてもいい場合。
【例】「パンダ」だったら次の人は「ダンプカー」「ダイオウイカ」「たまご」「タイヤ」などと答えてもいい。
「しゃしゅしょ」など、単語の最後が小さい文字で終わる場合、次の人は「しゃ」から始まる遊び方と、「や」から始まる遊び方があります。
基本的に使える単語は「名詞」のみです。人の名前や地名などを、言ってはいけないという遊び方もあります。
しりとりの必勝法
日本語は「る」から始まる単語が少ないので、「る」から始まる単語を覚えたり、「る」で終わる単語を積極的に言うといいです。
【「る」から始まる単語】
ルビー、留守番電話、瑠璃色、ルービックキューブ、ルーペ、ルアー、ルージュ、ルール、ルーキー、ルーツ、ルーレット、ルーズ、ルーズリーフ 、ルーズソックス、ルーム、ルームメイト、ルームサービス、ルームランナー、ルックス、ルーブル、ルーマニア、ルクセンブルク、ルワンダ、ルイ16世、ルー大柴。
【「る」で終わる単語】
ルール、猿、唇、夜、ビル、ボール、サッカーボール、バレーボール、ゴール、ビール、ショール、ストール。
しりとり遊びのアレンジ
限られた単語だけ言える限定しりとりや、しりとりのルールをアレンジさせた遊びを紹介します。
食べ物しりとり
「たべもの」だけに限定して、しりとりを遊びます。
「八百屋さんで売っているものしりとり」にしてもいいです。
【例】カレーライス→スイカ→柿→キウイフルーツ→つくね・・・。
赤い物しりとり
色が「赤いもの」だけに限定して、しりとりを遊びます。
色を変えて、「青いものしりとり」や「黄色いものしりとり」で遊んでみてもいいです。
【例】ポスト→トマト→トウガラシ→ししまい→イクラ・・・。
3文字しりとり
3文字の単語だけに限定して、しりとりを遊びます。
文字数を増やして「4文字しりとり」や、「5文字しりとり」で遊んでもいいです。
【例】すずめ→めだか→カラス→すねげ→ゲップ・・・。
【その他の限定しりとり(しばりしりとり)一覧】
・動物しりとり 生き物しりとり
・かわいいものしりとり
・カタカナ語しりとり 英語しりとり
・英語カタカナ語NGしりとり(日本語のみ)
・駅名しりとり 地名しりとり 国名しりとり
・固いものしりとり 柔らかいものしりとり
・家にあるものしりとり 学校にあるものしりとり
2文字とりしりとり
前の人が言った単語の、最後の2文字から始まる単語を次の人は言います。
【例】とけい→けいさつ→さつまいも→いもむし→むしかご・・・。
2ワードしりとり
一人2つずつ単語を言って、しりとりを遊びます。
【例】バナナ、納豆→梅干し、しまうま→豆、目玉焼き→救急車、シャクトリムシ・・・。
記憶しりとり
それまでに出た単語を全部言ってから、自分の単語を言い足して、しりとりを続けます。
後の人ほど難しくなります。
【例】ラッコ→ラッココアラ→ラッココアララクダ→ラッココアララクダダチョウ→ラッココアララクダダチョウウシ・・・。
逆さまにしりとり
前の人が言った単語の、最初の1文字で終わる単語を次の人は言います。
【例】まんじゅう→さんま→みちくさ→グミ→ホットドッグ・・・。
負けがないしりとり
語尾に「ん」が付いても負けとはせず、「ん」の前の文字も含めた、二文字から始まる単語を次の人は言います。
【例】 「キリン」だった場合、次の人は「リン」から始まる「リンゴ」や「リング」などと言います。
勝ち負けを競うのではなく、しりとりを長く続けることを目的とした遊び方です。
絵しりとり
絵しりとり しりとりなのに言葉は使いません。順番に絵を描くことでしりとりを遊びます。あとで答え合わせをして会話を楽しみます。
リズムしりとり
リズムしりとり 単語を言った後に、みんなで「パン!パン!」と手を叩いてから、しりとりを続けます。リズムに乗りながらしりとりを遊びます。
時限爆弾ゲーム
時限爆弾ゲーム 風船やボールを時限爆弾に見立ててまわし、しりとりをしていくゲームです。
物しりとり・ものしりとり
物しりとり・ものしりとり
家の中にある物の名前でしりとりを続けるゲームです。前の人が「めがね」を持って来たら、「ね」のつく物を探して持って来ます。勝ち負けを競うよりも、次の子が何を持って来るのかを楽しむ協力ゲームです。zoomなどでリモート遊びも出来ます。
ダウンロード資料
しりとり遊びをまとめたものを作りました。印刷して掲示したり、配布するなど、自由にお使い下さい。
関連ページ
制限しりとりのルールと遊び方
https://45kid.net/seesaw-4/
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あーの