
じゃんけんの基本ルールと遊び方 じゃんけんは、グー、チョキ、パーの3種類の手の形で勝敗を決める遊びです。順番を決める時や、鬼ごっこの鬼を決める時にも使います。ジャンケン。English page : Janken
じゃんけんの遊び方
手の指を全部握ったものを「グー」と呼びます。
2本の指を立てたものを「チョキ」と呼びます。
手の指を全部開いたものを「パー」と呼びます。
「じゃん、けん、ポン!」の掛け声と同時にグー、チョキ、パーのうち、一つの手を出します。
グーチョキパーの勝ち負け
グーは石、チョキはハサミ、パーは紙を表しています。
石は硬いのでハサミで切ることが出来ません。石はハサミに勝ちます。
ハサミは紙を切ることが出来ます。ハサミは紙に勝ちます。
紙は石を包むことが出来ます。紙は石に勝ちます。
あいこ 引き分け
グーチョキパーのすべてが出た場合と、全員が同じ手を出した場合は、引き分けになります。
「あいこで、しょ!」と言って、勝敗が決まるまで、何度もじゃんけんを続けます。
じゃんけんの呼び名
じゃんけんの呼び名は時代や地域によっていろいろな呼び方があります。
・じゃいけん
・いんじゃん
・三竦み(さんすくみ)
・じゃん拳
・虫拳
じゃんけんのかけ声
じゃんけんをするときの掛け声は地域によって、いろいろなかけ声があります。
・最初はグー ジャンケンポイ
・ジャンケン ポイ
・ジャンケン ポン
・ジャンケンホイ
・チッケッタッ
・チーレッタッ
・じゃんけん ジャガイモ さつまいも お芋
・インジャンホイ/インジャンポイ(関西地方、京都、奈良、大阪、兵庫や西日本)
・じっけった/ちっけった(東北地方、山陽地方)
・じゃらけつほい(北海道)
・じーげんぴっ(北関東地方)
・じすとっぺ(静岡県)
・じーげんしっ(飛騨地方)
・Rock-Paper-Scissors ロック・ペーパー・シザーズ(アメリカ)
・가위-바위-보(カウィ・パウィ・ボ )はさみ・岩・風呂敷(韓国)
・Piedra-Papel-Tijera(ピエドラ・パペル・ティヘラ 石・紙・はさみ(スペイン、メキシコ)

あなたの住んでいる地域では、じゃんけんの掛け声をなんて言っていましたか?
コメント欄で教えて下さい。
住んでいる県名も書いてね。
じゃんけんに勝つ必勝法
じゃんけん必勝法その1 勝つ確率を上がる方法
少しでもじゃんけんに勝つ確率を上げる方法は研究されています。
「グー、チョキ、パー」の順番で手を出す人が多いそうです。
この理論だと「最初はグー!」と言ったら、相手は「チョキ」を出しやすいので、自分は「グー」を出します。
あいこだった場合は、相手が出した手を次に自分が出します。
「チョキ」であいこになった場合は、次に自分が出す手は「チョキ」にします。

100パーセントじゃんけんに勝つ方法はありません。
じゃんけん必勝法その2 出す手を印象付ける方法
印象付けたじゃんけんの手を、相手に出させる方法です。
「最初はグー!!」と言って、相手の目の前に出して欲しい手を出して驚かせます。
驚いた相手は「ポイ!」と言ったときに思わずその手を出してしまうという方法です。

例えば、「最初はグー」と言いながら相手の目の前で「チョキ」を出して驚かせます。
「じゃんけんポイ」と言って、自分は「グー」を出します。
相手が思わずチョキを出してくれれば勝ちになります。
じゃんけんに勝つ手を占う
じゃんけんに勝つ手を占う 子ども達の間で語られているジャンケンに勝つための必勝法です。次に出す手を占います。じゃんけんをする前の儀式のようなものです。
じゃんけん占い1 手の甲にシワを作る
手の甲を自分側に向けます。
人差し指で手の甲を押してシワを作ります。
シワの数や形でジャンケンに出す手を決めます。
じゃんけん占い2 組んだ手の中を覗く
両手を前に出します。
一度捻って指と指を組みます。
下から手前に回します。
組んだ手の中を覗きます。
出来た光の形によって、ジャンケンに出す手を決めます。

これらをやったからと言ってジャンケンに勝つとは限りません。
グーパー
グーパー チーム分けをするときにグーとパーだけを使ってじゃんけんをします。グーを出した子とパーを出した子でそれぞれ集まり2チームに分かれます。グーパージャンケン、グーとパーに分かれましょ、グッパ。English page : Stone, Paper Game
全員で集まり「グー、パー、ジャス!」のかけ声と同時に「グー」か「パー」のうち、一つの手を出します。
人数が均等に分かれたら、グーのチームとパーのチームで集まって遊びを始めます。
人数が均等に分かれなかった場合はグーパーを繰り返します。
間違ってチョキを出した時には「チョキはパーの元(種)」と言って、チョキはパーのチームに入るというルールもあります。

人数が多い場合は、近場にいる者同士で2人組みを作ってグーパーをして、グーチームとパーチームに分ける場合もあります。全員でグーパーをするより早いです。
グーとパーではなく「グーとチョキ」で分ける方法もあります。
掛け声は「グーとチョキで分かれましょ!」
手のひらの表と裏で分ける方法もあります。
かけ声は「表と裏で分かれましょ!」

3つのグループに分けたい場合は、「グーチョキパーで別れましょ」と言ってグーの人、チョキの人、パーの人でグループを作ります。
グーパーの掛け声
地域によって、グーパーの掛け声は変わります。
・グッパージャス
・グーパージャス
・グーパージャン
・グットッパッ
・グーパーッパ
・グーパージャン
・グーとパーに分かれましょ(兵庫)
・グッパに分かれましょ
・グッパでわかれ(大阪)
・グッパーグッパーグッパデホイッ
・グーストンパッ
・グッパーでホイッ
・グッパーグッパーグッパッパー(三重)
・グーログーロ グーロッパ(新潟)
・グーとパーで合ったでしょ(北海道)
・グッパでもっていんじゃんほい(大阪)
・グッパで組んでも文句なし しのしのし(京都)
・グッパーグッパーグッパッパッー(奈良)
・グーとチョキで分かれましょ(長崎)

あなたの住んでいる地域では、グーパーの掛け声をなんて言っていましたか?
コメント欄で教えて下さい(住んでいる県名も書いてね)。
田舎チョキ
人差し指と親指を立てたチョキを使っている人もいます。田舎チョキ、昔チョキ、男チョキなどとも呼ばれています。
この田舎チョキを出して、握った3本がグー、人差し指と親指がチョキ、手の平の部分をパーだと言って「これを出したらオールマイティーだから無敵!」なんて言っている子もいました。
無敵、オールマイティー、ぐーちょきぱー、ずるチョキ、いなかっちー、ズルじゃんけん、インチキジャンケン、てっぽうグッピッパー、などとも呼ばれています。
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コメント
「最初はグー」というのは志村けんさんが言っていたので日本全国に広まったそうです
グッパーグッパーグッパッパ 三重県です
私は75歳の静岡市清水区草薙生まれ育ち。男性。幼少期、地元ではじゃんけんをするときの掛け声に「ちっとんせえ」というのがありました。もちろん、「じゃんけんぽん」というのもあったのですが…
奈良
さいしょはぐーじゃんけんほいあいこでしょあいこでしょ
「グッパでわかれ」でわかれなかったら「なってない」でした。(大阪府)