ひょうたん型に線を引きます。子はひょうたんの中に入ります。鬼はひょうたんの外から子をタッチする鬼ごっこです。ひょうたんおにごっこ、ひょうたん。
ひょうたん鬼の遊び方
ロープなどを置いてひょうたんの形を作ります。
コンクリートにチョークで線を描いてもいいです。
「鬼」を一人決めます。
鬼以外の人は「子」になります。
子はひょうたんの中に入ります。
ゲームスタート
鬼はひょうたんの中には入れません。
ひょうたんの中は子の安全地帯です。
鬼はひょうたんの外から手を伸ばして子をタッチします。
鬼にタッチされた子は鬼の役割を交代します。
鬼は線を踏んでタッチしても鬼を交代できません。
鬼は、ひょうたんの細いところをジャンプして飛び越すことが出来ます。
鬼にタッチされた子が鬼になります。
鬼だった子は子になります。
繰り返して遊びます。
コツとポイント
人数によってひょうたんの大きさを変えるといいです。
遊びのアレンジ
ひょうたんの形を細長いものや、タコの足の形など、ひょうたんをいろいろな形に変えて遊んでみる。
ひゅたんを丸の形にすると「丸鬼」になります。
丸鬼 まるおに
丸く描いた円の中を逃げる鬼ごっこです。鬼は円の中には入れません。鬼は円の外から手を伸ばして子にタッチします。
コメント
やってみたい
とても面白そう、やってみたい
ひょうたん鬼懐かしい〜前やったことあるわ〜
やってみよ
私のがっこうでは、ひょうたんでしたよー
がっちゃんは、がっちゃんでしたー!
BY?
続伸。この遊びをしたのは、今から約50年前、福島県の中央部(中通り地方)で暮らしていた時のことです。そこは、高村光太郎が「あれが阿多多羅山 あの光るのが阿武隈川」と謡った地域。昨年、衝撃的なニュースが全国に流れました。母校の小学校およびその周辺の土壌から、高濃度の放射能が検出されました。そこは、福島原発事故によるホットスポットだったのです。地元の懸命の対策にもかかわらず、同小学校の学区から、転出者が相次いでいると言います。大勢の子ども達と安全な広場がなければ、遊びは永遠に消滅します。もはや、素早く棒切れで空き地にひょうたんを描く子供はいないでしょう。あんなに楽しい遊びだったのに!このたびの災禍は、あの土地から、とても貴重な文化遺産を奪ったのです。さよなら、ひょうたん鬼。
幼いころ、この遊びが好きでした。特に、ひょうたんのくびれの上を飛ぶのが大好きでした。心が、空に吸い込まれそうな気持になりました。大人になり、この遊びの奥深さに気づきました。この遊びは、二つの大事なことを教えています。一つ、混んでいない別な池に行くには、鬼のそばを通らなければならない(=未知の世界に挑戦する時は、危険を伴う)。もう一つ、二つの池に二股をかけると、鬼に捕まる(=態度をあいまいにしたままだと、うまくいかない)。「失敗を恐れず、勇気を出して、新しいことに挑戦しよう!」この遊びは、そう伝えているのだと思います。
僕ならすぐ線踏んじゃうだろうなー