親指が離れて見える手品、念力でみかんを浮かせる手品、鉛筆が曲がる手品など、練習をしなくても、誰でも出来る、手品のような遊びをまとめました。
まずはお父さんがお手本として、子どもたちに手品遊びを披露してみて下さい。
- 親指が離れて見える手品
- 念力でティシュを動かす手品
- 2枚の十円玉が3枚に増える手品
- 念力でみかんを浮かせる手品
- 親指が伸びる手品
- 見えない糸で箸袋を動かす手品
- 念力で割り箸が手にくっ付く手品
- 念力でペンを曲げる手品
- 指の数が増えたり減ったりする手品
- ストローの色を一瞬で変える手品
- 指を擦るとコインが回る
- ストローの袋がイモムシのように動く
- ストローの袋で動く人形
- 電池を上から押して回す
- スマホの動画で変な口
- ドライヤーの風でピンポン玉を浮かす手品
- 笑う千円札
- お年玉を100万円に見せる手品
- ロウソクの火を吹き消すと人が消えるイリュージョン
- 握手すると手が取れるマジック
- コップの中のジュースが消えるマジック
- お腹モッコリ
- めがねカクカク
- 目が小さくなるメガネの遊び方
- ほっぺたぐりぐり
- 耳ベロ
- ぐるぐる渦回し
- 肘を思いっきりつねっても痛くない
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親指が離れて見える手品
親指が切れて、離れたように見える手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
右手の親指は、直角に下に曲げます。
曲げた部分に左手の親指を添えて、右手の親指のように見せます。
左手の人差し指で、親指同士がくっついている所を隠します。
手品の進め方
相手には、親指がくっ付いているように見えます。
左手をスライドさせると、親指が離れたように見えます。
右手を引く時に、右手の親指を出します。
念力でティシュを動かす手品
手を触れずに念力でティッシュを動かす手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
ティッシュを一枚用意します。
テッシュの真ん中を摘まんで、縦長にして立てます。
手にをプルプルと震えさせて、念力を出す演技をします。
ティッシュに向かって、音が出ないように息を吹きかけます。
ティッシュが動きます。
手品のコツ
相手に口元が見えないように、顔はやや下を向きが良いです。
口先が尖らないようにしましょう。
テーブルはつるつるの方が良いです。
2枚の十円玉が3枚に増える手品
20円が30円に増えて見える手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
2枚の十円玉を、人差し指と親指で挟みます。
上下に早く動かすと、残像で3枚に見えます。
手品の進め方
ここに十円玉が二枚あります。
よ~くご覧下さい。
それ! シャカシャシャカ・・・
はい、三十円になりました。
3枚に見えるでしゅ!
念力でみかんを浮かせる手品
念力で、みかんを宙に浮かせる手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
みかんに親指を刺しています。
手品の進め方
みかんを両手で下から持ちます。この時にみかんに親指を刺します。
手から念力が出ているような演技をします。
親指を持ち上げて、浮いているように見せます。
親指が刺さっていない方の手は、念力で引っ張る演技をします。
みかんを浮かせたまま手を回します。
最後は両手でキャッチ。
親指が伸びる手品
親指がどんどん上に伸びていくように見える手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
親指が伸びているように見えますが、上に重ねた手の親指を、タイミング良く伸ばしているだけです。
手品の進め方
拳を前に出して、親指をゆっくりと伸ばします。
反対の手で、伸ばした親指を包みます。
包んだ手の親指を伸ばします。
これを繰り返します。
見えない糸で箸袋を動かす手品
糸はついていないのに、糸を引っ張る動きをすると箸袋も動く手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
割り箸を用意します。
箸袋から割り箸を出します
箸袋の入り口のくっ付いている所を剥がします。
5cmぐらい開きます。
剥がれた部分が相手に見えないように、手で隠して持ちます。
手品の進め方
「見えない糸で引っ張るよ」と言います。
剥がれた部分を、左手の親指で上下にずらして動かします。
紙が引っ張られたり、たるんだりする事で箸袋が動きます。
箸袋の動きに合わせて右手も動かします。
見えない糸を引っ張る演技をします。
念力で割り箸が手にくっ付く手品
手を開いても割り箸が手にくっ付いてしまい落ちない手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
相手に見えないように、人差し指で割り箸を抑えています。
手品の進め方
右手で割り箸を握ります。
手を開くと割り箸がテーブルに落ちます。
もう一度、割り箸をにぎります。
左手で右手の手首を握ります。
手に力を入れて、念力を出す演技をします。
手首を握る時に人差し指を伸ばして、割り箸を抑えておきます。
ゆっくりと手を開きます。
手を開いても割り箸が落ちません。
念力でペンを曲げる手品
固いペンがフニャフニャと曲がってしまう手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
ペンの端っこを軽く持ちます。
手首から揺らす感じで、上下に動かします。
残像でペンが曲がっているように見えます。
手品の進め方
初めに、ペンが固い事をアピールします。
テーブルをコンコンと叩きます。
次に、手をかざして「まがれ~まがれ~」 と呪文を掛けます。
力を抜いて上下に動かすと、ペンがフニャフニャと曲がって見えます。
指の数が増えたり減ったりする手品
手と手をぶつけると、立てた指の数が移ってしまう手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
手をぶつけた瞬間に指を立てたり、ひっこめたりします。
手品の進め方
両手の人差し指を立てます。
手を近づけたり、離したりします。
手と手をぶつけます。
ぶつけた瞬間に、右手の人差し指を引っ込めて、左手の中指を立てます。
見ている子どもには、指が移動したように見えます。
「トン、トン、パッ!」のタイミングで変えると良いです。
ストローの色を一瞬で変える手品
手でストローを隠すと、一瞬で色が変わってしまう手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
マックのストローには、黄色のラインと、赤色のラインが入っています。
ストローに手をかざす時に、つまんでいる親指を、横にずらします。
ずらす事によって、黄色のラインと、赤色のラインが入れ替わります。
見ている人には、手をかざした事によって、色を変えたように見えます。
指を擦るとコインが回る
人差し指を擦ると、コインが回り出す手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
人差し指を擦る時に、右手の親指の先で、コインの淵をかすめるようにして引っかけます。
コインを立てて、左手の人差し指で押さえます。
右手の人差し指で、左手の人差し指を軽く擦ります。(一回目は親指を引っかけません。)
何も起きません。
「まわれ~まわれ~」と呪文を掛けます。
そして、同じように擦ると・・・。(今度は親指を引っかけます)
コインがクルクルと回り出します。
ストローの袋がイモムシのように動く
ストローの袋で作ったイモムシが、モゾモゾと動き出す手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の進め方
ストローの袋が紙の物を用意します。
今回はマクドナルドのストローを使いました。
ストローの袋を下ろします。
シワシワのイモムシのようになります。
飲み物にストローを刺して、ストローの口を指で押さえます。
シワシワのイモムシの上で指を離すと、ストローの先から飲み物が落ちます。
濡れたイモムシが、モゾモゾと動きながら伸びていきます。
ストローの袋で動く人形
紙のストローの袋で作った人形が、クネクネと動き出す手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
ストローの袋が紙の物を用意します。
今回はマクドナルドのストローを使いました。
ストローの袋のはじを破り、中からストローを取り出します。
袋だけ使います。
ストローの袋を半分に折ります。
袋をねじり頭の部分を作ります。
ねじって腕の部分を作ります。
もう片腕、胴体、足の部分をねじって作ります。
人型の完成です。
手品の進め方
テーブルに置いてマジックの始まりです。
ストローで飲み物を数滴たらします。
あら不思議!
水分を吸った人形がモゾモゾと動き出します。
電池を上から押して回す
電池を上から押した力でクルクルと回す遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
単三電池を用意します。
電池をテーブルに置いて、右端を人差し指で押さえます。
テーブルに押し付けて弾きます。
電池はコマのようにクルクルと回ります。
スマホの動画で変な口
スマートフォンで撮った動画を使った手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
手品の種明かし
スマホの動画撮影機能を使って、子どもの口元の映像を撮影します。
パパさんの口元にもってきて動画を再生します。
いろんな人の口元を撮影して、再生すると楽しいです。
ドライヤーの風でピンポン玉を浮かす手品
ドライヤーの風でピンポン玉を浮かす手品遊びです。↑まずはマジックの動画をご覧下さい。
ドライヤーを送風または冷風(COOL)にして風を出します。
ドライヤーの口を上向きにして、ピンポン玉を風に乗せます。
空気の流れによって、ピンポン玉は空中でゆらゆらと浮きながら下に落ちません。
ドライヤーを少し斜めに傾けても落ちません。
このような現象のことを「ベルヌーイの定理」「コアンダ効果」「流線曲率の定理」といいます。
笑う千円札
千円札の肖像が、笑ったり、泣いたりします。
千円札を用意します。
お札の目の部分を縦に山折りします。
鼻の部分を谷折りします。
もう片方の目も山折りにします。
これで準備が出来ました。
折った千円札を下の方から見ると、ニヤケたように笑います。
上の方から見ると、困り顔で泣いたような顔になります。
5千円札、1万円札でも遊べます。
アイドルの写真や、チラシ、雑誌の写真でも遊べます。
お年玉を100万円に見せる手品
1000円札を100万円札に変えてしまう手品遊びです。
手品の種明かし
千円札の右上の000の部分が、千円札の左上の1000の右側に来るように折ります。
お年玉袋に入れて準備完了です。
手品の進め方
お年玉をあげようか?
わーい
今年はすごいぞ!
一万円札かな?
はい、どうぞ。
開けてもいい?
うん、いいよ。
えっ・・・?
ハッハッハッー、100万円だよ!
ロウソクの火を吹き消すと人が消えるイリュージョン
お誕生日ケーキのロウソクの火を吹き消すと、人が消えてしまうイリュージョンです。
手品の種明かし
ケーキのロウソクに火をつけます。
部屋の電気を消します。
ハッピーバースデーの歌をみんなで歌います。
歌い終わったら、ロウソクを吹き消します。
部屋が暗くなります。
周りの人に気付かれないように、静かにテーブルの下に隠れます。
部屋の電気が付いた時に、人が消えていなくなっています。
みんなが驚いたら、テーブルの下から「イリュージョン!」と言って現れます。
その他のパターン
暗い間に、テーブルの下ではなく他の部屋に移動。明るくなったらドアを開けて現れる。
暗い間に、かけているメガネを逆さまにかける。
暗い間に、ケーキをかじって、口のまわりにクリームを付ける(すまし顔)。
握手すると手が取れるマジック
握手をしようとすると、手が取れてしまう手品遊びです。
手品の進め方
「握手しようよ」と言って、手袋をした手を出します。
相手が握手をすると手首から先が取れてしまいます。
手品の種明かし
手袋の中に、もう片方の手袋を入れて、厚みを出します。
手袋から手を出します。
コートの中に手を引っ込めて、手が出ているように手袋を持ちます。
もう片方の手は、ポケットの中に入れます。
コップの中のジュースが消えるマジック
ハンカチで隠すと、コップの中のジュースが消えてしまうマジックです。
手品の進め方
透明のコップの中に、ジュースを入れてストローをさします。
誰かに、前に出て来てもらい、ジュースの入ったコップを持ってもらいます。
ジュースの入ったコップをハンカチで隠します。
しばらくして・・・
ハンカチを取ると、あら不思議!!
コップの中のジュースがなくなってしまいました。
手品の種明かし
ハンカチでジュースを隠した後に、「ストローでジュースを飲んで」と小声でお願いをします。
ジュースを飲み終わったのが確認出来てから、ハンカチを取ります。
手品のコツ
このマジックは、勘の良い観客のみなさんには「バレバレ」のマジックです。
「ジュースを飲んでいるな!」と分かってて、見るのが面白いのです。
「もう一杯消してみましょうか?」と観客に聞いたり。
2回目は、わざと早めにハンカチを取って、「あっ!」と言って戻して、ジュースを持っている人を困らせて、笑いを誘います。
手の平の上にのせたお饅頭が消える、というマジックをしてもいいですね。
お腹モッコリ
不思議な動きで、お友だちをビックリさせる遊びです。
着ている洋服の片方の腕を抜き、胴体側に入れます。
もう片方の手を、抜いた側の袖口から入れます。
腕を交互に上下させます。
お腹が飛び出したり、引っ込んだりします。
めがねカクカク
メガネのフレームを上下にカクカクと動かす遊びです。
メガネのツルの、耳の後ろにある出っ張りを左右同時に指で下に押します。
耳を支点にメガネのフチが持ち上がります。
離すと下がります。
連続してメガネを上下に動かすことでカクカクと動きます。
目が小さくなるメガネの遊び方
メガネを前後させて、目の大きさを小さく見せる遊びです。
顔を相手の正面に向けて、めがねのツルを両手で持ちます。
メガネを前に出すと、相手には目が小さくなって見えます。
戻すと元の大きさに戻ります。
繰り返すと、相手には、目が小さくなったり大きくなって見えます。
近視のメガネで遊ぶと目が小さくなります。
遠視のメガネで遊ぶと目が大きくなります。
メガネの度が強いと、より小さく見えたり、大きく見えたりします。
ほっぺたぐりぐり
人差し指が、ほっぺたに突き刺さったように見える手品遊びです。
手品の種明かし
ほっぺたに人差し指を当てた時に、第二関節を曲げます。
ベロを使って、反対のほっぺたをとがらせます。
手の動きに合わせて、ベロを動かします。
耳ベロ
耳をつまんで手前にひねるとベロが伸びます。
手品の種明かし
耳を捻るタイミングに合わせてベロを出します。
反対にひねると引っ込みます。
幼児に耳を触らせてベロが出る、という遊びをしてもいいです。
ぐるぐる渦回し
目の錯覚で渦がグルグルと回って見えてしまう遊びです。
チラシの裏などにマジックで、ぐるぐると渦を書きます。
大きさや線の太さはいろいろ試してみて下さい。
写真の渦は直径4cmぐらいです。
その紙を両手で持って、ぐるぐると回します。
どんどん早く回していくと・・・。
渦が回って動いて見えます。
この画面をスマホで見ているのでしたら、上の写真を回して遊んでみて下さい。
肘を思いっきりつねっても痛くない
「ねぇねぇ、肘を思いっきりつねってみて。」
「ギュー!!」
「そんなのぜんぜん痛くないや~。力が弱いな。」
肘の皮には痛みを感じる痛点が少ないので、肘の皮をつねってもあまり痛くありません。
同様に膝、くるぶし、指の関節なども痛みを感じにくいです。
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