雪だるま、かまくら、雪うさぎ、スノーボールランタンなどの作り方や、雪合戦、雪の宝探し、スノーエンジェルなど、準備をしなくても、身近なものを使って遊べる、雪を使った子どもの遊びとゲームをまとめました。
天気予報で「明日は雪が降りそう」と聞くと、大人は困ってしまいますが、子どもたちは雪遊びが出来るので、とてもワクワクします。親子で雪遊びを遊んでみて下さい。
雪だるま作り
大きい雪玉を重ねて、だるまの人形を作ります。
用意する物・・・スコップ、目や鼻の材料。
雪玉を転がして大きくします。
大きくなった雪玉を雪だるまの土台にします。
もう一つ雪玉を作って、土台の玉に重ねます。
その辺に落ちている物で、目や鼻や口を作って完成です。
バケツを帽子がわりに乗せるのを、雪だるまのイラストなどでよく見かけます。
昔は炭などを使って目や鼻を作っていました。
外国では雪だるまの鼻をニンジンにして、雪玉を3段重ねにするのが定番のようです。
かまくら作り
「かまくら」とは、降雪地域で旧暦の小正月に行われた、水神様をまつる伝統行事です。雪を積んで固めた雪山に、穴を掘って、中を空洞にして中に人が入ります。
用意するもの・・・スコップ。
雪を積み上げて足で踏み固めます。
繰り返し雪を積み上げて、雪山を高くしていきます。
高くした雪山の周りをスコップで叩いて固めます。
丸いかまくらの形に整えます。
かまくらの中をくり抜いていきます。
入口は小さめの方が崩れにくいです。
かまくらの完成です。
本格的なかまくらを作る場合は、雪山を作ってから3、4日ぐらい寝かせて、雪が固まってから穴を掘ります。
また、雪山を作っ後に水をかけて、一晩置いて、雪が固まってから穴を掘る方法もあります。
私が住んでいる地域では雪が降っても、晴れれば数日で溶けてしまうので、何人も入れるような かまくらは作りづらいです。
スノーエンジェル
新雪の雪の上に天使の形を作る遊びです。
新雪の雪の上に、大の字になって仰向けで寝そべります。
手を上下に動かします。
足を閉じたり開いたりします。
手足を水平に動かして雪をかきます。
起き上がります。
手足を動かした部分の雪がかかれて、天使の形が現れます。
海外の映画のワンシーンなどでも見かける遊びです。
雪合戦
雪で作った玉を投げて相手に当てるゲームです。
2チームに分かれます。
雪を丸めて雪玉を作ります。
ゲームスタート。
相手チームの子に向かって雪玉を投げます。
雪玉に当たった子はアウトです。
ゲームから抜けます。
相手チームの子を全員アウトにしたチームの勝ちです。
雪合戦をしながら相手陣地の旗を取り合う「スポーツ雪合戦」という競技や大会もあります。
禁止ルール
雪玉の中に石や泥を入れない。
バケツ落としゲーム
雪だるまの頭の上にあるバケツに雪玉を当てて、相手チーム側に落とすゲームです。バケツ落とし。
雪だるまを作ります。
2チームに分かれます。
それぞれの陣地に入ります。
ゲームスタート。
雪だるまの頭の上にあるバケツに雪玉を当てます。
バケツを相手チーム側に落としたチームの勝ちです。
雪の中の宝探しゲーム
雪の中に隠した宝を探すゲームです。
用意する物・・・宝になる缶ジュース、アメ、お菓子など。囲いが必要ならロープ。
宝物になる缶ジュースや包装されているアメなどを準備します。
宝探しをする範囲を決めてロープを張ります。
雪の中に宝を放ります。
子どもたちを集めてゲームをスタート。
雪を掘って隠れた宝を探します。
新雪が降り積もると、どこに埋まっているか分からなくなります。
雪玉のキャッチボール
雪玉を壊さないようにキャッチする遊びです。
雪玉を作ります。
下投げで相手に向かって放り投げます。
雪玉を取る方は、飛んでくる玉の勢いを上手く殺しながらキャッチします。
キャッチに失敗したり、雪玉が壊れてしまったらアウトです。
雪落とし
雪の日のイタズラ遊びです。
木を足で蹴って、木の上に積もっている雪を落とします。
木を蹴ったら自分は素早く逃げます。
雪の滑り台作り
雪を積んで作った滑り台の遊び方です。
用意するもの
スコップ、ソリ。
雪を集めて踏み固めながら坂道を作ります。
滑り台の先も踏み固めます。
雪の滑り台の完成です。
ソリなどを使って滑り降ります。
ソリがない場合は、ゴミ袋か米袋を使います。よく滑ってお尻も濡れません。
雪像作り
固めた雪をスプーンで削って雪像を作ります。
用意する物
バケツ、スプーン。
バケツに雪を入れて固めます。
ひっくり返した物を幾つか重ねます。
スプーンを使って削って形を作っていきます。
思い切って大胆に削っていきましょう。
雪像の完成です。
雪を削るのに失敗した所には、雪をくっつければ何度でも削れます。
雪うさぎ
雪で作った雪うさぎの作り方を紹介します。
用意するもの
雪、南天の赤い実、葉っぱ。
笹の葉と南天の赤い実を用意します。
雪を半円に固めてのウサギの体の形を作ります。
南天の赤い実で目を、笹の葉で耳を作ります。
雪ウサギの完成です。
雪の手形遊び
新雪に手を押し付けて、手形を作って遊びます。
新雪に鳥の足型や動物の足型を指先でつけて、フィールドサインにしてもいいです。
雪の顔型遊び
新雪に顔を押し付けて遊びます。
口を開けたり、色々な表情で型を取ると楽しいです。
雪の人型の遊び方
新雪にバタッと倒れて体の型を付けて遊びます。
倒れる時に雪の下に尖った物がないか注意して下さい。
いろんなポーズで型をとってみると楽しいです。
天気が良ければ大の字になって寝そべって、空を見上げるのも気持ちが良いです。
灯篭(とうろう)の作り方
雪を材料に作った灯篭の作り方を紹介します。灯籠の中にロウソクを入れて火をつけて明るくします。
用意するもの
雪、バケツ、シャベル、ロウソク、チャッカマン。
雪をバケツに入れて固めます。
ひっくり返してバケツの中から固めた雪を出します。
シャベルを使って、横から穴を開けます。
上にも穴を開けます。
雪の灯篭の完成です。
暗くなったら中にロウソクを入れて火をつけます。
とても幻想的に光ります。
スノーボールランタン
スノーボールランタンの作り方を紹介します。雪玉を重ねていき中に空洞を作ります。空洞の中にロウソクを入れて火を付けると、雪玉の隙間から光がもれてランタンになります。
用意するもの
雪、ロウソク、チャッカマン。
雪の玉をいっぱい作ります。
雪の球を円になるように並べていきます。
雪の玉を重ねていきます。
暗くなったら真ん中にロウソクを入れて、火を付けます。
雪玉の隙間から、ほんのり出る光が綺麗です。
氷レモン
新雪にオシッコで絵を描く遊びです。
女の子には無理かな・・・。
かき氷のレモンとも呼びます。
凍った雪を踏む
凍った雪を踏んで割れる感覚や音を楽しみます。
雪が降って何日か経つと、溶けた雪が凍ります。
この氷をバリバリと踏んで、砕くのを楽しみます。
柔らかい雪を踏むのとは違う感触を得られます。
降りたての雪はビチャビチャ。
積もった雪はギュギュ。
凍った雪はバリバリ。
ちょっと溶けた雪はシャリシャリ。
そしてまたビチャビチャ。
凍った雪を踏んだ感覚を遊びます。
氷のパズル
雪遊びとは違いますが、氷を使った遊びです。
氷を割ってパズルとして遊びます。
氷を割るのが楽しい、壊すのが遊びです。
冬の寒い日にバケツの水に氷がはったら遊んでみます。
バケツにはった氷を、丸いまんま取り出します。
それをコンクリートにポイッと投げます。
パリーン!と割れて飛び散ります。
散らばった氷を集めて、元の形に戻します(パズルゲーム)。
「手がつめたい~」
「出来たー!」
あれ?形がちょっと変だぞ・・・。
その他の雪遊び
色々な色水を作って雪山にかけて色の変化を楽しむ遊び。
凍った雪を蹴って、カーリングのように滑らせる遊び。
作った面白い雪像を写真にとってTwitterにアップする遊び。
車に薄っすら雪が積もったときに、フロントガラスに指で目玉を描いて、映画カーズのようにする遊び。
コメント
雪合戦は、ドッジボールみたいにすると楽しーよー