冬に背の低い木の枝などを良く見ると、カマキリの卵を見つけることが出来ます。カマキリの卵の孵し方と飼い方を紹介します。
カマキリの卵のかえし方
2008年3月23日、卵を枝ごと取ってきて虫カゴに入れておきます。
庭に置き毎日観察します。赤ちゃんが生まれるまでは何も世話はしません。
この卵のことを正確には卵鞘(らんしょう)と言うそうです。泡状物質の中に200~300個の卵が入っています。
卵をかえすのに特にすることはございません。
春になると卵の中から赤ちゃんが出て来ます。
2008年4月21日、観察すること一ヶ月、ついに卵に変化が…。
虫カゴの中を調べたところ、3匹の赤ちゃんカマキリが生まれてました。
2008年4月22日。次の日、虫カゴを見たところ、ウジャウジャ生まれてきました。
少し時間が経つと体の色が黄色から茶色へ変化。
カマキリの赤ちゃんの飼い方
カマキリは生きたエサしか食べません。赤ちゃんカマキリとなると、小さい虫しか食べれません。
ナズナに付いたアブラムシを入れてみます。(カマキリが、アブラムシを食べているところを見ることが出来なかったので、もしかしたら食べないかもしれません。)
小バエをおびき寄せるために果物の皮などを入れてみます。
この方法は効果的です。果物が腐ってくると、小バエがいっぱい集まります。捕まえて食べる様子も観察できます。
赤ちゃんカマキリが小さいうちは、虫カゴの隙間からどんどん逃げ出します。
※小さいカゴの中でカマキリを沢山飼うと、共食いをしますので、ある程度逃がした方が良いです。
100円ショップでナイロン製のアイロンの当て布を買ってきてかぶせるとカマキリは逃げられず、小バエは入ることができます。
カマキリの観察の仕方
大きくなってきました。
観察記録を付けるといろいろなことに気が付きます。
2008年4月29日、定規の上で写真を撮ると大きさがよく分かります。
2cmぐらいかな。
土と小バエようの果物が乾かないように、キリフキで湿らせます。
観察には虫メガネがあると良いです。
100円ショップで購入。
2008年5月25日、1.5cmに成長。
ピョンと跳んだりと動きが早い。
小さいながらも、脱皮をして大きくなります。
これは脱皮した抜け殻。
生きているエサしか食べないので、エサを探すのも大変です。
2008年6月1日、2cmに成長。
そろそろ逃がすことにしました。
がんばって生きていくんだぞ~。
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